やっと、チャンネル登録者数1000人の壁を越えた。 やっと、総再生時間4000時間の条件をクリアした。
「やっと」と言いながらも、私のYouTubeチャンネルは、一般的なペースに比べればかなりのハイスピードで収益化を達成することができました。
その原動力となったのは、紛れもなく現代のテクノロジー。「AIの発達」のおかげです。
AIに台本のベースを作ってもらい、画像生成AIで動画用のビジュアルを作り、日々PDCA(修正と改善)を繰り返しながら、文字通り寝る間も惜しんで動画を量産してきました。
「完全AI任せ」ではない、こだわりの動画作り
ただ、勘違いしてほしくないのは、私は完全にAIへ丸投げして動画を作っていたわけではない、ということです。
特に「台本」に関しては、自分の足と目を使いました。図書館へ行って専門書をひっくり返したり、国立国会図書館のデジタルコレクションを読み込んだりして、「これは現代の人が聞いたら絶対に面白い!」と思う題材を自分の手で選び抜いていたのです。それをベースにAIと協働し、独自の構成に仕上げていきました。
「画像」に関しても、凄まじい試行錯誤の連続でした。 どの画像生成ソフトが世界観に合うのか、片っ端から試しました。最初に触れた『Runway』から始まり、話題の『Sora』、そして『Midjourney(ミッドジャーニー)』の圧倒的な美しさに触れたときは、あまりのクオリティに鳥肌が立ち、動画作りが楽しくて仕方がなくなりました。最終的に、私が最も「リアルで質感がある」と行き着いたのは『Gemini(ジェミニ)』でした。最初は日本では浸透していない、海外のサブスクに登録するのでさえ、手が震えました。
最初は、YouTubeのアルゴリズムも「特化型チャンネル」の重要性もよく分かっていませんでした。 最初に立ち上げたのは、オカルトや都市伝説、世界の謎を扱う「AIの不思議チャンネル」のようなものです。太陽の謎や、ピラミッド、エジプト、カッパやお化けなど、思いつくままに手探りで動画を投稿していました。
こうした試行錯誤を、毎日毎日、文字通り泥臭く繰り返していたのです。
暗中模索のスタートから、ブレイクの兆し
「テーマを一つに絞らないと、コアなファンがつかないし、最後まで見てもらえない」
そんなYouTubeの基本すら、当時は知りませんでした。しかし、そんな暗中模索の中で、ある時小さな変化が起きます。
「歴史」を題材にしたショート動画が、突然回り始めたのです。
現代の常識からは考えられないような、過去の歴史の不思議や奇習。これをショート動画で出したところ、これまでにない再生数を記録しました。「あ、これはいけるかもしれない」――確かな手応えを感じた私は、ここから一気に歴史ジャンルへと舵を切ることになります。
「歴史特化」で掴んだ大ヒット
それからは歴史の世界、特に江戸時代をはじめとする過去の興味深い人間模様や文化について、深く掘り下げる動画を作り始めました。
テーマを「歴史」に絞り、専門的な特化チャンネルのような形で運営を始めると、これが驚くほど数字を伸ばしていきました。
まさに、ここまでは順風満帆。努力と試行錯誤が実を結び、念願の収益化まで一気に駆け上がったのです。
とはいえ、収益化といってもまだ数千円程度の微々たるものでした。
――しかし、悲劇はここから始まりました。
続く
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